電脳コイル #14「いきものの記録」

久しぶりに「良い総集編」を見た。でも猫目ハラケンの絡みが出てきたから完全に総集編とは言い切れないか。アキラミゼットに関する豆知識も入ってきたし。
しかし、「電脳物質が見聞きしたものをメガネに送る」というのはどういう仕組みだこれ。電脳物質は情報として各地のサーバーからある場所に投影されてるだけで、それ自体に物理現象を把握することは不可能だと思うんだが。それが可能だとすると、メガネ非着用者には見えもしないし実際物理的には何も存在しない空間から、周囲の情報を得ていることになるわけで、どう考えてもオーバーテクノロジー
敢えて説明するとしたら、電脳空間を管理している仕組み自体を通して、公的な情報を取得してることになるんだろうな。しかも、それさえ物理的な情報を取得しているというよりは、恐らく電脳体の方の情報を取得してるに過ぎない。てことは、完全に私的空間で、かつメガネ着用者が誰もいない場所では、人の姿は電脳ペットからは見えないはず。そういう状況では人の電脳体情報を構築されることがないはずだからな。
しかしまぁ、親指くらいしかなくて盗撮・盗聴可能な電脳ペットって確かにやばいな。風呂や着替えの場については電脳体情報を構築しないことで記録はおろか映像化すらできないんだろうけど、まぁ知られたくない事なんてのは性的な事柄だけじゃないしな。


ところで、イサコの魔王座りシーンはやはり作品一の名場面だな。
そして「な・・・・なんだってー!!」は分かっててやってるとしか思えない。