雑誌::アニソンマガジンVol.2

アニソンマガジンVol.2 (洋泉社MOOK)

アニソンマガジンVol.2 (洋泉社MOOK)

とりあえず石川智晶のインタビュー記事は面白かった。「僕はまだ何も知らない。」の全曲解説は、自分の中でのイメージと合致しつつどうしても分からないところを補足してもらった感じ。
それ以外は、正直微妙。内容が悪いというよりは、個人的に「アニソン」というジャンルに入れ込んでないのが原因だな。声優歌手へのインタビューなんて個人的には何の価値も感じない。本格的に音楽としてやり始めてるならともかく、あくまで「声優」としてやってる内は、歌手としての興味は湧かないし、畢竟その心理も興味がない。
そういうわけで興味が湧くのは作詞・作曲をする人達の記事なんだが、こっちはこっちで、インタビュー内容が音楽的に高度で困った。「アニソン」なんだから、作品との関連性とかテーマ、打ち合わせの流れといった個別の曲に関することを知りたいと思ってたんだけど、本人の抽象的な音楽観から、影響を受けたバンドやらジャンルの話になってて、全く意味が分からない。カタカナ語を理解できない老人の気持ちが分かった。
ぶっちゃけ、次からは買わないかも。Vol.1/2は梶浦由記石川智晶のインタビュー記事があったから買ったけど、そのためだけに1000円は高いわ。