コードギアスR2 #05「ナイト オブ ラウンズ」

今回は第一期第6話と第21話を思わせる遊び回。ここらで来ると思った。
サービスカットの嵐で、ガンソードで言えば水着の島と同じくらいお色気に特化していた。カレンの下乳には並々ならぬ熱意を感じる。
ただ、谷口はシーンごとのパンチラの必要性を論理的に説くような人間だから、今回サービスカットの嵐だったのは、これ以降こういう回はもう無いってことなのかもしれん。単に「全部乗せ」として広くターゲット層を設定したからかもしれんが。
今のところ第一期よりも作画の揺れが小さいんだが、作画クレジットに「作画監督補佐」が3人も並んでて驚いた。あと、原画マンの数も若干多い気がする。作監・原画がやばいくらい忙しいのか、多少ゆとりのある体制を整えられたのか、どっちだろう。


さて、ネタを除く本編の方だが、すごい展開になってきた。
ロロの心の隙を突いてボロ雑巾化計画を進めるルルーシュ。その甲斐あって、ロロギアスの弱点まで教えてもらえる。弱点が何かはまだ分からないけど、弱点があるのが分かっただけでも良かった。あんな無敵能力がまかり通ると困るしな。
一方、皇帝ギアスV.V.由来で確定。ロロV.V.かと思ったけど、自分のギアスの弱点教えてるのに、V.V.については教えないとは考えにくい。となると、V.V.でもC.C.でもない別の存在からギアスを与えられたか、もしくは生まれつきって線もあるだろうか。
ロロの問題が片付いたら、次はヴィレッタギアスはもう効かないから、ヴィレッタは脅迫して従わせるぜー!というあり得ない卑怯っぷり。との関係を知るや、普段からは想像もできない行動力を発揮するルルーシュに笑った。ギアスが無かったらこうやって活動してたんだろうなぁとか思うと、ギアス使う方がまだ善良な気がしてきた。
ルルーシュを探りにアッシュフォード学園に戻ってきたスザクと、呼ばれたジノアーニャジノは良い奴すぎて存在自体が死亡フラグに見える。アーニャは「二人っきりイベント」に巻き込まれて誰かに心を開きそうなんだが、そうなるとしたら誰だろう。妙にミレイに意識向けてる描写のあるリヴァルが怪しいんじゃないかと思うが、そんなんでリヴァルにスポットが当たったらすごいことだな。
そしてナナリー新総督。V.V.が拉致った上、スザクナイトオブラウンズに入ったんだから、こうなるのもおかしくない。しかし、ナナリーを総督にしたのがスザクの差し金だとしたら、スザクも相当手段選ばない奴になったな。クロヴィスジェレミアコーネリアカラレスギルフォードと、エリア11総督(相当)になってろくな目にあった奴はいないのに。そりゃルルーシュも怒るわ。だからといって、ユフィにとんでもないことさせたルルーシュスザクを「人非人」とか言える義理ではないが。


ちなみに、C.C.が「あれを回収しないと…」と言っていたのは、リヴァルニーナのものだと思ってた箱の中身。星刻の車に乗っているシーンを見れば分かるが、中身はチーズくん人形。
皇帝に捕まるリスクを冒してまで回収しようってんだから、C.C.チーズくんに対する愛はすごいな。