死ぬ時に見える物は「走馬燈」じゃないんだが

たまにだけど、漫画とかで死にそうになったキャラが「走馬燈が見えた」とか言う。
何故走馬燈が見えたのか。走馬燈にどれだけ深い思い出があったのか。とか考えるまでもなく、これは単なる言い間違えだ。もしくは省略しすぎた比喩だ。まさか、死に際に見える物が走馬燈そのものだなんて思ってる奴がいるわけない。…はず。


念のためはっきりさせておくと、死ぬ時に見えると言われているのは、過去の人生だ。それが走馬燈「のように」ぐるぐると巡っていくということだ。走馬燈が見えるわけじゃない。死ぬ間際に走馬燈がポンと思い浮かぶ人間ってどんなだ。おばあちゃん子か。
…更に念のため、走馬燈が何なのかはっきりさせておくと、これはあれだ。法事の時とかに出すあれ。蝋燭(今は電球だが)の熱で上昇気流作ってくるくる回す、綺麗な絵の付いたあれ。絵の部分は中の光が透けて周囲に幻想的な影絵ができるあれ。
ああダメだ、ググってみたけどいまいちこれと言った画像が出てこない。見つかったのはこれくらい。


しかし、ググってもほとんど出てこないなんて、もう走馬燈なんて誰も買わないのかな。ネット通販とかしても絶対売れなそうだよなぁ。