蟲師 続章 #02「囀る貝」

前作では「蟲師」って職業があまり認知されてない印象だったけど、今回は妙に認知度が高い気がする。ギンコが「蟲師です」って言っても「何それ?」ってならないし、蟲と凶兆の説明に対してもかなり素直に受け入れてる。一般人には見えないものなんだから、胡散臭い詐欺師と思われてもおかしくないと思うんだが。
部落から離れて暮らす親子の事情は、なかなかシビアで、どっちの気持ちもよく分かる。それだけに解決策の出にくい話なんだけど、蟲師のいいところはギンコがこういうしがらみに一切干渉しないところ。ギンコにだって思うところは色々あるんだろうけど、蟲の問題以外にはまず口を出さない。この距離感が何とも言えない雰囲気を醸しだす。
4話目くらいにはバッドエンド回も見たいところ。