ノーゲーム・ノーライフ #02「挑戦者」

「音声言語が同じだから簡単」って、会話が通じてるのはご都合主義とかテレパシー的に通じてるとかじゃなくて、普通にこの世界で日本語話してるってことだったのか…。
てことは、「言語一つを覚えた」んじゃなくて、「使用している文字を覚えた」んだよなぁこれ。ぱっと見だと文字の種類も一つみたいだったし、ハンターハンターの創作文字を覚えるのとほぼ同じ。対訳がない状態で推測していくのは面倒だけど、まぁ、割と誰でもできるわな。
「俺に惚れろ」は椎名高志のパクリかなー。いやでもそんなにオリジナリティーのあるネタとも言えないから微妙かー。
恋愛感情を支配されたり、所有されたりするのは「些細」じゃないから、引き分けの場合はこの願いは叶わないんじゃないだろうか。そうだとすると「いずれにしろ自分の勝ち」という主人公の言い分こそ勝手な思い込みだわな。そもそも引き分けになる可能性がある(=相手の手を1つに限定できてない)以上、負ける可能性も必然的に生じてるわけで、必勝ってことは絶対にありえない。
もっと言うと、絶対ルールによれば「賭けるものは双方が対等と判断したもの」に限られるんだから、「宿代を払えってこと?」と質問して否定しなかった時点で、宿代が賭けの対象にならざるをえない。「宿代でいいなら勝負を受ける」という返答としか解釈しようがないんだから。これを「勝負後に自由に内容を決められるという合意が成立した」と解釈できるなら、「ん?まあ…」とか返事しててもセーフになるだろうし、「絶対」と言いつつ合意の方法次第でいくらでもルールを潜脱できることになる。
てか、こんな詐欺でも強制力が生じるんなら、この世界では子供と知的障害者は奴隷と同じだな。知的障害者は数が少ないにしても、子供はやばい。一度奴隷にされたら他人はどうあがいても取り戻せないわけだから、マジで子供から目を離すとか絶対できない世界。怖いわー。