バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-

面白かったけど、やはり1クール分を2話に圧縮してるせいで色々と残念な部分も多かった。
タイムリープについても、説明が足りてないように思った。大体は分かるけど、細かい部分が詰められていないというか。
時間移動を図にすると、こんな感じ。


   特実      特   特
 *2←――――――――┐
 |   ループ   |
 ├→3*――――→*3→2'→2+→4*
 |             |
 *2←――――――――┐   |
 ┌―→1*―――→*1→2*   |
 └4*←―――――――――青葉┤
     4*←――――――ヒナ┘
     └→ハッピーエンド
右*:時間移動元
左*:時間移動先
移動先に青葉かディオがいれば肉体と記憶がそのままで移動できるっぽい。カップリングによって時間移動が安定するためか?
肉体年齢が戻るのは、青葉を基準にして時間と肉体が整合するように調整されるからで、記憶喪失はその副作用と考えられる。
問題は3*でヒナだけゾギリアに飛ばされた理由。青葉とディオが引き合ったせいでヒナが弾かれて、後順位の移動先に出た、とも考えたけど、それだと2'からの移動でビゾンとヒナが両方*2に出た説明が難しい。
青葉は誰とでもカップリングできるから、移動先に青葉がいる場合は誰が何人いようと安定移動できるけど、移動先に青葉がいない場合はカップリング相手依存、つまりディオの場合は青葉かヒナのどちらかしか安定移動できない、と考えれば辻褄は合うか…?
最後の4*からの移動では、ヒナは青葉と同調して記憶保持したまま実験直後に戻れるけど、青葉自身は同調先がないので後順位の移動先に出る。そう考えると、最終回でヒナと出会った青葉は、ヒナがゾギリアに飛んだ場合と同じなので、記憶をなくしていることになる。まぁ、そうでないと実験でヒナが飛ばされなくなってタイムパラドクスが起きるので、いずれにしろ青葉の記憶は失われてないとおかしいんだけど。


正直、情報が少なくてこれ以上は詰められない。


それはそうと、ビゾン倒して和平実現って流れから、ゼロレクイエム思い出した。誰かMAD作ってくれないかな。

ねえビゾン、あれから世界は随分とマシになったわ。
戦争に向いていたエネルギーは、今、飢餓や貧困に振り向けられている。
色んな憎しみや悪事は、ほとんどあなた一人に押し付けられて。
みんな、ネクター砲というシステムより、名前のある一人の方が分かりやすかった、ってことかしら?
調子のい話よね。でも、だからこそ、みんなは過去にとらわれず、先に進めるのかもしれない。
計算通りだって、あなたは笑うのかしら。もちろん、色んな問題は残っているけど、それでも――。


――カップリングという名の時を超える力は、人を孤独にする…。
ふふ…少しだけ違っていたか?なぁ、ビゾン。

アニメ調査::第34回2014秋

全体的に低調だった。来期に期待。


2014秋調査(2014/7-9月期、終了アニメ、50+4作品)

01,ケロロ,x
02,東京ESP,B
03,ひめゴト,F
04,幕末Rock,F
05,ばらかもん,A

06,ハナヤマタ,B
07,RAIL WARS!,F
08,闇芝居 2期,D
09,信長協奏曲,C
10,さばげぶっ!,F

11,ハイキュー!!,x
12,アオハライド,C
13,グラスリップ,D
14,Re:_ハマトラ,E
15,ガンダムさん,x

16,残響のテロル,C
17,LOVE STAGE!!,D
18,魔法少女大戦,F
19,M3 ソノ鄢キ鋼,E
20,精霊使いの剣舞,F

21,HUNTER×HUNTER,x
22,まじもじるるも,B
23,カリーノ・コニ,x
24,アルドノア・ゼロ,B
25,モモキュンソード,F

26,ベイビーステップ,B
27,月刊少女野崎くん,B
28,六畳間の侵略者!?,C
29,DRAMAtical Murder,F
30,キャプテン・アース,B

31,魔法科高校の劣等生,C
32,金田一少年の事件簿R,C
33,戦国BASARA Judge End,D
34,Free! Eternal Summer,C
35,ロボカーポリー (2期),x

36,ガイストクラッシャー,D
37,真 ストレンジ・プラス,x
38,暴れん坊力士!! 松太郎,x
39,黒執事 Book of Circus,x
40,ペルソナ4 ザ・ゴールデン,C

41,東京喰種 トーキョーグール,B
42,スペース☆ダンディ シーズン2,C
43,あいまいみー 妄想カタストロフ,x
44,少年ハリウッド HOLLY STAGE FOR 49,F
45,最強銀河 究極ゼロ バトルスピリッツ,A

46,ミュータント・タートルズ 新シリーズ,x
47,人生相談テレビアニメーション「人生」,F
48,Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei!,D
49,普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。,B
50,ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース,A

51,(特番) 物語シリーズ セカンドシーズン 花物語,x
52,(特番) バディ・コンプレックス 完結編,B
53,(特番) 蟲師 続章 棘のみち,A
54,スミ子,x

t1,(参考調査) みならいディーバ (全10回),x

[B]東京ESP

ラストから始まって話が戻ってくる構成が秀逸。
異能力バトルとしては工夫がないし、そもそも超能力より気功の方が強かったりして残念だったけど。

[B]ハナヤマタ

女の子が頑張ってればそれだけで楽しい。

[D]闇芝居 2期

1期より更に微妙になってしまった。よく分からない内にぎゃーとなって、はい、おしまい。それじゃ怖くも何ともない。
都市伝説系の怪談は、それが何なのかを匂わすフレーバーテキストを語ってもらわないと、恐怖にならない。

[C]信長協奏曲

テンポがいいからそれなりに見られた。
けど、歴史物としては明らかに足りないし、タイムスリップの設定を全然活かせてないからSFとしてもダメ。描写に説得力がないからキャラにも魅力を感じられない。何を描きたいのか全く見えてこない作品だった。

[C]残響のテロル

最後まで見ても、結局9と12の行動原理が分からなかった。復讐とか告発とか言ってるけど全然説得力がない。
絵とか演出は好きだった。

[B]アルドノア・ゼロ

主人公が練習機でオーバーテクノロジーな敵をバッタバッタと倒していく爽快感と、一方でサブ主人公が酷い目に遭い続ける鬱屈感のギャップが素晴らしい。
サブ主人公の方にばかり焦点を当てて、主人公の掘り下げが全くなかったために、あの能力と性格がどうして得られたものなのか分からなかったのが残念。
続編ありきっぽいので続編に期待。

[B]キャプテン・アース

見てて普通に面白かったんだけど、いまいち設定が理解できないし、何よりラスボスがしょぼすぎたのが残念。

[C]魔法科高校の劣等生

定期的に出てくる、ツッコミどころが多すぎて逆にツッコんだら負けな作品。
それは別として、異能力ものなのにひたすら強者がゴリ押しで弱者を蹂躙してるだけなのが、個人的に合わなかった。
あと、「俺にはできない!」系のイラつく主人公に対する反動なのか、逆に不必要に殺傷しまくってるのもあまり好感が持てない。

[A]最強銀河 究極ゼロ バトルスピリッツ

「最初から強い」系主人公の模範。明るく楽しいストーリー進行が日曜朝にもぴったり。
デッキ構成やバトル内容も見応えがあったし、ラスボスに深みが足りなかったこと以外は欠点らしい欠点がなかった。

[B]普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。

今まで見た「アイドル」がテーマの作品の中では、一番面白かった。

[A]ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース

相変わらずのクオリティ。さすがに前期ほどのインパクトはなかったので少し評価が下がるが。

[B]バディ・コンプレックス 完結編

割りと面白かったけど、それだけにちゃんと1クール使って後半作ってほしかった…。