不老長寿

親戚に、102歳になっても頭も身体もしっかりした方がいます。それはとてもすごい事なのですが、それくらいの歳になると、自分より子供の方が先に逝ってしまうので、辛いだろうとも思います。
遥か昔から、不老長寿は人の夢。…であると同時に、不老長寿に対する否定的見解も多く語られるところです。手塚治虫をはじめ、日本漫画界ではホットなテーマでしょう(最近では沈静化した感じもしますが)。家族、友人など、周りの全てが死んでいく中、自分だけが永遠に生きるという苦しみは、確かに恐ろしいと思います。
ですが、自分は時々、ずぅ〜っと長く生きてみたいなぁと思います。たかだか何十年か前にはパソコンなんて考えられもしなかったんだろうなとか、じゃあ何十年か後には今の自分には思いもつかない社会があるのかなとか、後世の歴史家は今のこの時代や国々をどう評価するのかなとか、人類っていつどうやって滅ぶのかなとか、そんな事を考えてると、せいぜい70〜80年程度しか見る事のできない現実がもどかしくなります。
この世の終末まで見てみたいです。