機動戦士ガンダムSEED DESTINY #46「真実の歌」

本編

アルザヘルってのは連合大統領がいる所なのね。
シンは自分の妹が死んだせいで狂ったってのに、ルナに対して気遣いが足りません。

月面都市コペルニクスに降りるアークエンジェル。うへ、こいつら普通にこういうとこ来れんだ。

キラとアスランの対話。

アスラン「でも、あの時は正直驚いたよ。お前がシンにやられるとは思ってなかったからな。」
キラ「あれは…僕もザフトと戦っていいのかどうか、迷ってたから。カガリもいて、何とか逃げ切りたいって思ってて。」

すげー。こいつら、普通に戦ってりゃシンなんかに負けるわけないってはっきり言ってますよ。まぁ実際そうなんですが。真剣白羽取りしちゃうわけだし。それにしてもねぇ。主人公の立場ってもんが…(;´∀`)

そしてミーアとアイシールドのお姉さま(サラ)。ラクスを批判するものの、「偽者」とは言わない。そしてミーアに対して「ラクス」であることを強要する発言。つまり、こいつは全て知ってるってことですな。ミーアが偽者ということも。
ということは、サラはデュランダルの腹心的な人物なんでしょうかねぇ。

久々の私服でお出かけするキラ×ラクスとアスラン×メイリン。ダブルデート！ダブルデートォー！！
ネオはマリューと一緒に風呂提案。マリューは「やっぱり別人なんじゃない？」とか言ってますが、前からこんなんじゃなかったっけ？つーか、既に本人がムゥとしての自分を認めてるのか。
服を試着するラクスに対し、どれについても「いいんじゃない」とか返事するキラ。真剣さが足りないことに怒るラクス。お前ら、普通のカップルやってんじゃねぇ。つーかアレだ。アスランはもっとメイリンをちゃんとエスコートせんかー。

・・・と、そこへミーアのハロが罠への招待状を持って登場。「思いっきり罠」と分かっていて、そのまま4人でミーアの所に行くことに。

人のいない野外劇場。アスランを見てつい動いてしまうミーア。サラさんはライフルを持って待機していましたが、ミーアが指示通り舞台に誘い出さなかったので移動。というか、サラは暗殺部隊なわけですね。オーブでラクスを暗殺に来た奴らと同類で、デュランダルの信奉者、あるいは直轄の手駒というところでしょうか。
ミーアを説得するラクスですが、サラがスコープで狙ってます。こんな場所であまりに不用意じゃないか？・・・と思ったら、ちゃんとトリィを出して警戒していたようです。何とか狙撃をかわしたアスラン達は、銃撃戦を開始。うん、スピード感があっていい感じ。サラは銃で跳ね返された手榴弾を直撃。
そこへ何故かアカツキに乗ったネオ登場。「遅いです、ムゥさん。」て、キラひどすぎ。つか、ムゥじゃないっての。
アスランの礼に対して「あ、はぁ、まぁ。」とか答えるメイリンが最高。
アカツキの手に乗るラクス。そこを生きていたサラが銃で狙います。そして、案の定ミーアが庇ってミーア死亡。自分を忘れないでと、たった一枚持ち続けた元の自分の写真をラクスに渡すミーア。
初期ヒロインたるステラより遥かにいい死に方が用意されました。

次回予告

遺したものは、たった一枚の写真とディスク。やるせないラクスの瞳は、今、最大の敵に向く。
次回、「ミーア」。悪夢の世界、立ち向かえ、フリーダム！

いや、だから、残り話数足りないのに今更「ミーア」とか言われても…。

気付いたこと

分かりました。なぜシンが主人公だったのか。なぜステラがヒロインだったのか。なぜハイネが出てきたのか。なぜここまで終盤になって話数が足りないのか。
それは、前半は全てΖガンダムに似せるためだけに費やされたからです。
シンとステラはカミーユとフォウをなぞらえるためだけに出し、ハイネは「ザクとは違うんだよ、ザクとはぁ！」を言わせるためだけに出したというわけです。前半を全てそれに費やし、本来構想していた「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」は後半からが本体だったのです。従って、ステラが死んだときが真の種死開始だったと言えます。
何のためにそんな無駄なことをしたのかさっぱり不明ですが。
でも、そうでなかったら終盤に差し掛かってのステラの忘れ去られようは納得いきません。

後版予告

「BLOOD+」いい感じ。期待します。