機動戦士ガンダムSEED DESTINY #48「新世界へ」
切羽詰ってるはずなのに長い長〜い冒頭パート。一応デスティニープラン用コンピュータ郡のカットが加わっていましたが、それにしても…。
さて、ディスティニープランの説明VTRまで用意し、そのキャラクターにデュランダルとジブリールを使っているという芸の細かさ。ずっと前からデュランダルの中でジブリールが道化役だったということですね。
それを見て険しい顔のAA組。ラクス最近怒ってばっかです。
つーか、世界どころかプラント側でさえ戸惑ってます。ここまでトンデモな政策を根回し一切無しでやろうってんだから、すごいです。まぁ、北大西洋連邦が敗北した今、武力で強引に推し進めるのも可能なんでしょうが。それにしても、事前の実験とか成果データとか全く無い状態で支持を求めるのはどうかと。性格まで遺伝子で決めるなんて言われて、あっさり納得できる奴がいたら見てみたいわ。
レイはシンの洗脳中。ルナが来たら冷たく追い返します。そしてクルーゼと同じ発作&薬。これって何なんだろう。老化を食い止める薬？いや、そんなのあったらコーディネイター技術より遥かにすごいな。クローン特有の不具合を止める薬でしょうか…。
一方オーブ。デュランダルにすぐ反対声明を出したのはオーブとスカンディナビア王国のみとのこと。スカンディナビア王国かっこえー。AAも匿ってたし、気が強くて実力もあるんでしょうな。まぁ、実際リアルのスカンディナビアも、全体が連合したらかなり強いでしょうし。
他の国は中枢に座っていたロゴスがやられまくって、国自体がガタガタだから超軍事大国となったプラントには逆らいづらいとのこと。
AA組でも検討してますが、こいつら言ってることがおかしい。
ネオ「よく分からないってのが本音だろ。人種も国も飛び越えて、いきなり遺伝子じゃあ、誰だって判断困るよ。」
マリュー「あれだけ聞くと、本当に良いことずくめですものね。」
キラ「議長は信用ありますしね。今は。」
いやいや、困るっつーか、遺伝子で全部決めましょうなんて言われたら誰だってファーストインプレッションとして拒否反応出るだろ。おまけにあのガイダンスVTRが「良いことずくめ」に聞こえるのかお前らは。「赤札もらってさらわれたジブちゃんはどうなっちゃったの？」って、子供でも不安に思うぞ。もはや信用とか関係無いし、こんなこと言ってたら、どんなに信用のある人間でも見放されるっつの。
で、オーブは既に戦争の準備してると。力押しで来られたら戦うしかないって、そんな一国の代表が言ってるだけの政策を人類全体に力押しで強制するなんて。その時点でもはやおかしいことは明らかだろうに。
デュランダルの方は、レクイエム使ってるし。そんなもん使ったら普通怪しむだろう。人類存続のための最後の防衛策なのに反対するなら人類の敵だって、そんな勝手な論理が通るか！
ところで、キラのお母さん美人。
レイは、あっさりシンに自分がクローンであることをバラします。テロメア短いって、どれくらい短いんだろう。生まれつきクローンのオリジナルと同じ細胞年齢だって話だけど、クルーゼと同じようにムゥの父親のクローンだとしたら、30年生きられないわな。
レクイエムでアルザヘルから出てきた連合軍を虐殺するデュランダル。
正式回答すらせず、動きがあったと言っても明確に敵対行動をとったわけじゃないのに、問答無用で撃つ。他国への威嚇以外の何ものでもありません。
で、AA組とザフトがそれぞれに戦争を決意。
天才パイロットのノイマン君が発進シークエンスやって、エターナルの虎隊長が「真の歌姫が戻る！」とか言いながらピンク教団を集めて、マリューさんの「アークエンジェル発進！」でED。
