ゾイドジェネシス #24「驕り」

ザイリン少将の経歴が明らかに。
元々ディガルドに征服された村から選抜されたゾイド乗りなんですね。ゾイドの世界では、極めて特殊な兵器であるゾイドが重要な存在であるため、戦力となる兵士は限られ、そのためどんな出身であろうとゾイド乗りとして優秀でさえあればものすごい出世ができると。
台座に手を触れさせてゾイド乗りとしての資質を試すというのは、職人探しの時に「何故かルージにだけ反応しない」という伏線で出てきましたが、実は台座がバイオラプターと繋がってたんですね。ルージは村雨ライガーに乗れるのにバイオラプターには反応しない、という更に太い伏線になりました。
ザイリンはルージと真逆で、台座からバイオラプターに直接繋がってしまうほどの過剰反応。その後の訓練でも天才ぶりを発揮。国王の息子であり野心家の将軍の直属になる、と。なるほどねぇ。


ところで、ズーリにはラ・カンからの檄文を受け取った反ディガルド組織が次々と集合。しかし喧嘩する上に統制の取れないバラバラで身勝手な行動に出てしまいます。まさに烏合の衆。唯一冷静な行動ができるのは、元将軍のブラストルタイガーの人だけ。
まぁ、元々自主独立の精神が旺盛な荒くれ者達で、大型ゾイドで徒党を組むゲリラなわけですから、誰かの指揮下に入ったり、他のゲリラと仲良くやるなんてのは無理です。こういう連中を一体にさせるためには、圧倒的な実力を見せつけるか、誰か象徴的なカリスマを用意するしかないんですよね。
ハヤテのおかげでバイオラプターの大群に大勝すると、ますます調子に乗ります。サブタイトルの「驕り」ってのはこいつらのことだったんですね。
それにしても、メタルZi武器でしか倒せないバイオゾイドを、どうやって他のゾイドは倒してるんだろうと思ってたら、口の中を攻撃すれば倒せるんですね。要するに砲台にもなってる口だけは装甲が無いってことか。


新型バイオゾイドに乗ってたのは子供。女子供だろうがゾイドにうまく乗れさえすればいい、というディガルドの特徴です。
てか、ディガルドゾイドを新造することができるんですよね。他では発掘でしか手に入れられないのに。どうして造れるのか、謎だ…。


ゾイド紹介コーナーでロンとミィのコントが定着しつつありますw