絶対少年 #26「頼りなく豊な冬の終わり」[最終回]

フェアリーとイーヴルが一対の存在だっていうのは分かるけど、あんまり説明になってないっしょ。色々と。
それに、登場人物がほとんど出しただけで終わってる。オカカ婆は何しに横浜来たん?つーか生死も分からんやん。美佳姉は結局何の意味も無かったし、絵描きのおっさんとか美人コンビニ店員の麻子さんとか、ホントに投げっ放し。美紀も結局電話で出てきただけだし、美玖なんて写真に下半身が写ってただけだしなー(残念)。
かろうじて、わっくんの正体は示唆できたか。僅かにだけど。座敷童のわっくん。だけどやっぱり細かいところは全部省略。


最初から「全てを綺麗に説明するつもりなんて無い」という感じはしていたから、別にそれはいいんですけど。何だろう、横浜編は須河原とマッキーの成長がメイン?
小説化もされているので、もしかしたらインターメディアによる補足が入ったりするのかも。種シリーズみたいに。そういうやり方って何て言うんだろう。勢いを維持するために納得のいくラストは完全に漫画や小説に譲るような脚本。とりあえず仮に「種式」とでも呼んでおくか。
絶対少年での種式が良かったかどうかともかく、これが主流になってしまうのは困りもんかな。やるとしたら1クール作品。1クールだとストーリーものをきっちり終わらせるのは難しいだろうから。2クール作品でのインターメディアはパラレルな別作品にでもして、4クール作品となるともう本当に単なる「補足」に留めるべき。もしくはハガレンのように別の終わり方を用意するとか。いずれにしろ、4クールのアニメでラストが尻切れになるのは最悪。


うーん、今度小説版立ち読みしてみようかなぁ。書店にあれば。