スパイダーライダーズ #07「ルメンの理由」

ルメン王子の態度は、人間とインセクターの対立が決して「善vs悪」という構造ではない、ということを示しているようで、興味深い。
前に敵方が言っていた言葉と併せると、どうもこの作品には善悪だけで割り切れない深い示唆があるように思えてくる。人間とスパイダーだけが平等であるはずのオラクルの恩恵を被っているという現実と、インセクターは人間の敵であって絶対悪であるという既成概念。敵方にいた人間の少女がうまくキーになれば、深い世界観を出せるはず。というわけで期待してる。