シムーン #23「永遠の少女」

シムーン#23
和平で嶺国・礁国が駐留するアルクス・プリーマ。シムーンに多くの仲間を消されてきた兵士達と、その顔を初めて見るシヴュラ達の間にある溝。フロエが兵士と喧嘩しそうになりますが、それを収めた嶺国の巫女達。こいつら意外と権限強いんだ。まぁ、ぶっちゃけ戦況を有利にできたのも古代シムーンのおかげだしな。しかし、そんな巫女がシヴュラ・アウレア・ヒキコモリ・ネヴィリルの前に跪きます。彼女らが何故こんなにも宮国のシヴュラを尊敬するのか謎ですが、とにかくそんな巫女達に「祝福を」と祈りを捧げるネヴィリル。ついこないだまでヒッキーどころか職務放棄までするニートだったくせに、すごい変貌ぶりです。
その頃、ユンは一人シミレで泉に向かっていました。


そして、シャワールームでシヴュラ・ストーカー・パライエッタとアルティのサービスカット。パライエッタもマミーナの死でストーカーを卒業し、明るく凛々しいパラ様に戻ったようです。二人の会話がw

アルティ「パライエッタって大きいよね…。」
パライエッタ「何が……ぁ!…邪魔だなだけだ…。」
アルティ「パライエッタは、男になりたいんだもんね。」
(中略)
アルティ「私も男になりたいと思ってたけど…。これならすぐにでもやっていけるかも。」
パライエッタ「あはははは」
アルティ「うふふふふ」

アルティ…人気も胸も無いんだな。可哀想に。


さて、泉に行ったユン。そしてそこにいたのは遺跡に残ったはずのオナシア。オナシアは蕩々とユンに真実を語り始めます。ヘリカルモートリスは時間と空間を操るもので、遺跡は未完成の翠玉のリ・マージョンが繰り返されたために空間が不安定になった場所と。あーそうか。だからシムーンを破壊したアングラスの遺体が遺跡にあったのかな?色んなリ・マージョンも、空間に影響を与えるものなのか。
何やら、オナシアはユンに自分と似ている部分を見出し、全部聞いてもらいたくなったそうです。自分の「罪」を。なんかユンがやけに重要なキャラになってるな。


さて、和平の条件として解散することになったコール・テンペストの皆様。やけに偉そうになったヒキコモリ女王が慰めてます。しかし、自室でそんなネヴィリルに話しかけられると、不機嫌そうに出ていくアーエル。
甲板で百戦錬磨の男食いシヴュラ、フロエ様登場。一言二言でアーエルの心情を看

フロエ「何?ふてくされてるの?」
アーエル「え?」
フロエ「ネヴィリルとなんかあった?」
アーエル「な、なんでネヴィリルが出てくんの!?」
フロエ「図星かぁ。」
アーエル「むぅ…。……ネヴィリル、変わったんだ。」
フロエ「どう変わった?」
アーエル「…よく喋る。」
フロエ「ふーん。お喋りはね、唇でふさいじゃえばいいの。」
アーエル「キスばっかだね、フロエは。」
フロエ「へ?」
アーエル「前も言ってた。好きだとキスしたくなるってさ…。」
フロエ「で?したくなった?」
アーエル「…今のネヴィリルとは、したくない。」
フロエ「嫌いになったの?」
アーエル「……」
フロエ「ふん!なーんだ、ヤキモチ。」
アーエル「そ、そんなのあたしは…!あれ?何これ?熱い…。」
フロエ「ぅわあ、本気だ。」

何このフロエ・クオリティ。エスパー?


一方パラと祈りを捧げるネヴィリル。そこへ宮守様が錯乱状態で登場。「飛べよ!早く飛べよ!早くしないと扉閉じちゃうじゃんかよぉ!!」みたいな。宮守様は連れてかれちゃいますが、パラはネヴィリルに「隠し事すんなよ」と問い詰めます。
そして、オナシアの話を聞くユン。シムーンは少女そのもの。シムーン球は揺れる少女の心。リ・マージョンによって美しいままの自分を描き出す。オナシアはかつてコール・デクストラで「永遠の少女」を目指し、妙な身体になったようです。性別を選択しないことによる罪と罰がどんなものなのか。それは次回を見てのお楽しみ!