紅 #03「偽者の顔」

3人で思いっ切り声の重なる会話をしてるあたりが見所か。それまでの紫の可愛さも相当なもんだが。
電車内での出来事に関しては、紫の母親への想いが主張された感じだけど、実は真九郎の方にも事なかれ主義である理由みたいなものがあったんじゃないかと思う。正しいことを貫くことでかえって周りを傷付けるなんてことはよくあるし、身内がいない上変な力まで持ってる真九郎の境遇を考えたら、過去に何かあったと考える方が自然だろう。
へつらって生きるのも正論だけ通して生きるのもつらい…ってのがテーマというわけじゃないんだろうけど、紫と真九郎を見てるとそういう対立が見えてくる気がする。