紅 #09「貴方と私と」

九鳳院って、近親相姦でのみ血を繋げる一族だったのか。それを隠すために奥の院の存在自体を隠蔽してるってことは、タブーであることの自覚はあるわけだ。となると、この慣習の元は、「禁忌を犯すことで家の繁栄を得る」とかそんなことかな。
一代や二代ならともかく、先祖代々の当主が全員兄妹婚となると、異常児とか遺伝病とかやばいんじゃないだろうか。男系であり女系という究極の血統。血が濃すぎて、ちょっとしたことですぐ絶えてしまいそうだ。
今回は紫と真九郎のキス前後が絶妙。独りと独りで二人。会話も良かったが、作画もいい。紫がキスをするシーンも、いかにも子供がキスをするという感じが出ていた。このキャラデザは癖があるけど、原作のイラストと同じじゃなくて良かったと心底思った。
ロリシスコン兄貴が紫を拉致った時、真九郎がいつ骨出して逆転するのかと思ってたが、よく考えたら骨出したからって勝てるような相手でも無さそうだ。しかも、ここで撃退しちゃったらあとの話が無くなってしまう。ここで連れ去られて、次回真九郎が紫の大切さを再認識、残り二回で紫奪還ってとこか。
なかなか綺麗にまとまりそうだ。