WHITE ALBUM #01「そう、あの時はもう、スイッチが入ってたんじゃないかなあ」

見忘れていたので第2話まで続けて視聴。
冒頭で公衆電話使ってるのに驚いた。時代設定は少なくとも10年以上前か。いや、ポケベルも無いみたいだし、マネージャーさんすら車電話しか使ってなかったから、20年くらい前かも。劇中に年代出てたっけかな?
幼馴染みの恋人がアイドルになって、不安とコンプレックスに苛まれる男の鬱な恋模様…かと思った期待してたら、先輩と別の幼馴染みと別のアイドルまで主人公に惚れてて泣いた。
空中に主人公のモノローグが文字で流れるのと、要所要所で突然キラキラセピアになるのがちょっと痛い。特に後者は、「ここ!ここ大事だから!ここに萌えて!」って主張されてるみたいで興醒めする。
ただ、登場人物が尽く陰気なので、ハーレム最高!な感じにはならなそうだ。
時代を敢えて過去に設定してるのも興味深い。公衆電話と家電話のみでしかコンタクトできずすれ違いにやきもきするとか、女の家に電話かけるとまず親が出て取り次ぎ頼むとか、大昔に忘れ去られた甘酸っぱさが滲み出てる。携帯ありきで育った世代には逆に新しすぎて面白いんじゃないだろうか。「残度数が半端なテレカ」とか。
なかなか面白そうなので見とくことにする。