仮面ライダーオーズ #20「囮と資格と炎のコンボ」

あんなビルから落ちたら下が水でも普通は間違い無く死ぬ。どうやら映司はオーズに変身することで生身の方も強化されてるらしい。
しかし、さすがにアンクのメダルのコンボはBGMがかっこいい。これでコンボ使ってないのはメズールのメダルだけか。
「基本的に信用できないし嫌な奴だけど、ある目的においては信頼できる」ってのは良かった。他人を信じるとか何かをするのに、視聴者にも理解できるしっかりした理由付けがあるのはいい。これがないと何もかも絵空事になってしまう。
オーズは「欲望」がテーマなだけあって、「戦う理由」みたいなものを具体的に設定している。伝統的な「正義のために」「平和のために」戦うヒーロー達とは正反対のヒーロー像。
これを一番良くあらわしてるのが後藤君と伊達。「世界を守りたい」という高尚で抽象的な目的の後藤君はヘタレとして描かれ、逆に「1億円稼ぐ」という低俗で具体的な目的の伊達は非常に強くてさっぱりした男前に描かれている。
ここから後藤君がどう盛り返してくるかが見所だ。