犬とハサミは使いよう #02「犬は熱いうちに打て」

本の中で登場する架空の武術を実践する犯人、というギャグなのは分かるけど、正直説明されても全然面白くなかった。活字で読めば「荒唐無稽なんです!」ということだけを表現できるんだろうけど、いざ映像化してしまうとそれがちっとも伝わらない。「普通の人が異常な武術をやっている」という描写をアニメでやってしまうと、普段から頭の悪いバトルものを見てる人間には、普通っぽさしか伝わらない。
そして、そんな頭の悪い内容の本にそこまで心酔できる主人公ってどうなの…とも思ってしまった。


とはいえどうにか綺麗に話をまとめて、犬状態の主人公に惚れてしまうヒロイン、というオチも付いた。
…で、まさか?と思って調べたら、案の定ここまでで原作1巻分らしい。内容薄い。さすがラノベ
そして、「第1巻がピーク」というラノベの常識から考えると、ここから伸びることはもうないんだろう。ちょっと微妙だった。