ファンタジスタドール #10「ぽかーんとポーカー 委員会の挑戦?」

アンヌマドレーヌをかけてポーカー勝負を挑んでくるも、みことが参戦。みことは天然ボケの主婦を装いながら、巧みなブラフでアンヌのチップを全て巻き上げてしまう…。
でもこれ、みことさんはブラフじゃなくて絶対カード操作してると思う。ド素人のうずめとモニタ越しのアンヌには、みことの手元はよく見えないはず。アンヌに2回連続でスリーカードが入ったことも、みことの積み込みを匂わせる。大物のオーラを纏うギャンブラーみことにディーラーを任せた時点で、アンヌは負けていた。その後うずめアンヌの一騎討ちにするところまで込みで、みことの手の平の上の出来事だったんじゃないのか。
ちなみに、この時うずめは2回とも降りてるけど、チェンジに成功すれば1回めはストレート、2回めはフラッシュの可能性があった。みことが積み込んでいたと考えれば、アンヌのノーチェンジも想定内だろうから、多分うずめはチェンジしてれば両方勝てるようになっていたんだろう。
「内向的で優柔不断」なうずめが降りても勝負しても、最終的には本気になれる見せ場を作る。そういう母親としてのさり気ないサポートが格好いい。
まぁ、それどころか委員会絡みの事情を全部把握した上で色々してくれてるっていう可能性も大いにあるけど…。
ちなみに、紅茶入れる時砂時計使ってるのが細かくていいなぁと思った。


で、ついにラスボス登場。
案の定ラスボスは小町。登場時からラスボス感半端じゃなかったから、これは誰もが予想していたはず。
驚きはないけど、ここは変にひねるべきではない。というか、このアニメって基本シナリオはずっと王道路線のみだったわけで、その部分で予想を裏切るのはコンセプトに反する(逆にそれ以外の部分は色々頭おかしいけど)。
小町はラスボスの風格ではあるけど悪者の雰囲気ではない感じ。次回の小町掘り下げ回でどう展開するかによって基本シナリオの完成度が問われることになりそう。