ファンタジスタドール #11「小町まちまち? 約束の献身」

やばい、普通に感動してしまった。
はっきり言って展開自体は完全に予想通りで、ネット上では第4話の時点でほぼ見抜かれていた内容なんだけど、そういう直球っぷりが響いた。
で、そういうシリアスな話をカレー食いながらするというシュールさは相変わらず。ラフレシアの君三笠が交互に話して、話してない方はカレー食ってるのが面白すぎる。


記憶を取り戻した後のドール達の反応が結構しんどい。「本物の…」とか、うずめが偽物マスターみたいだ。
小町がさも当然のようにドールを連れて行こうとした時の反応で、天使度が決まってくる。

  • ささら:終始むっつり。厳しい言葉の中に、小町に対する複雑な気持ちと、うずめにはっきり引き止めてほしい気持ちが見え隠れする。
  • カティア小町との再会に困惑。小町の家に行くときは、みこの「行っちゃうの?」に対し「うーん…」。小町ドールになると決めるときも「でも…」。
  • 小明小町との再会に困惑。小町の家に行く時には「でも…」。
  • マドレーヌ小町との再会を喜ぶ。小町の家に行く時には、理由をつけて積極的に行こうとする。ただし、小町にとって自分達がどういう存在なのかを気にかける。
  • しめじ小町との再会を喜ぶ。小町の家に行くのも大喜び。マスター変更に対して否定的な反応を見せない。

しめじェ…。
元々、しめじマドレーヌは特に前マスターへの依存度が高かったし、最終的には全員うずめマスターとして選んだわけなんだけど、どうしても小明の天使っぷりが明らかになってしまうな。
ささらは本当に面倒くさい性格。誕生日プレゼントに関するメッセージで一人だけ何も書かず、ただ初めて認め合った時に手に入れた「翼」カードを置いていく。「『行かないで』ってはっきり言いなさいよ!」ってことを自分は絶対はっきり言わない。通じ合えさえすれば滅茶苦茶可愛いんだろうけど、そこまで行くには骨が折れそう。
小町は、結局のところソネットを復活させるためにささら達を犠牲にしようとしてるってことになるんだろうか。全然悪意がないのが余計にタチ悪いってタイプだな。てか、データ消失させることになるって分かっててニコニコしながらささら達と会話する小町さん怖すぎ。最後の戦闘態勢で目つきが鋭くなって、かえって安心したわ。


次週最終回。
予告に吉良がいて、なんかそれだけで噴いた。吉良アロエのペアは色んな意味で無敵。
アロエ小町と会っちゃったら色々複雑なはずだけど、そこは愛の力を優先させてほしいわ。