アニメ調査::第32回2014春

中途半端に終わった作品が多い印象。
多分、景気も良くなって強気に出たいけどいきなり2クールはきつい、みたいなのが多かったんだろう。


2014春調査(2014/1-3月期、終了アニメ、68+4作品)

01,pupa,D
02,トリコ,x
03,桜Trick,B
04,ノラガミ,B
05,のうりん,C

06,ハマトラ,D
07,魔法戦争,E
08,宇宙兄弟,B
09,プピポー!,B
10,ノブナガン,C

11,キルラキル,A
12,マギ 第2期,x
13,鬼灯の冷徹,A
14,キングダム2,B
15,ディーふらぐ,C

16,凪のあすから,A
17,聖闘士星矢Ω,E
18,Z/X IGNITION,E
19,サラとダックン,x
20,となりの関くん,C

21,ロボカーポリー,x
22,マケン姫っ! 通,x
23,東京レイヴンズ,C
24,咲 Saki 全国編,B
25,遊戯王ZEXAL II,C

26,未確認で進行形,D
27,Wake Up, Girls!,D
28,ログ・ホライズン,B
29,ゴールデンタイム,C
30,かよえ! チュー学,x

31,お姉ちゃんが来た,C
32,スペース ダンディ,C
33,ストレンジ・プラス,F
34,サムライフラメンコ,B
35,黒魔女さんが通る!!,x

36,黒子のバスケ 第2期,x
37,生徒会役員共* (2期),F
38,はじめの一歩 Rising,x
39,ドキドキ! プリキュア,C
40,めいたんていラスカル,x

41,とある飛空士への恋歌,D
42,バディ・コンプレックス,B
43,ストライク・ザ・ブラッド,F
44,ウィッチクラフトワークス,E
45,LINE TOWN (ラインタウン),x

46,銀の匙Silver Spoon 第2期,x
47,ジュエルペット ハッピネス,x
48,おにくだいすき! ゼウシくん,x
49,ガンダムビルドファイターズ,A
50,超ゼンマイロボ パトラッシュ,x

51,探検ドリランド 1000年の真宝,x
52,世界征服 謀略のズヴィズダー,C
53,いなり、こんこん、恋いろは。,C
54,たまごっち! みらくるフレンズ,x
55,みんな集まれ! ファルコム学園,x

56,地下すぎアイドルあかえちゃん,x
57,てさぐれ! 部活もの あんこーる,B
58,うーさーのその日暮らし 覚醒編,x
59,イナズマイレブンGO ギャラクシー,C
60,マイリトルポニー トモダチは魔法,x

61,デュエル・マスターズ ビクトリーV3,x
62,プリティーリズム・レインボーライブ,x
63,ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル,E
64,ファイ・ブレイン 神のパズル 第3シリーズ,C
65,最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。,D

66,カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編,C
67,そにアニ SUPER SONICO THE ANIMATION,F
68,中二病でも恋がしたい! 戀 (TV放送分),C
69,中二病でも恋がしたい! 戀 Lite,x
70,47都道府犬R (犬猫アワー),C

71,にゃ〜めん (犬猫アワー),C
72,秘密結社 鷹の爪 NEO/MAX,x

[B]桜Trick

ソフトなガチゆりという一見矛盾した表現がよく似合う。
見なくても全く損した気にはならないけど、ニヤニヤしながら気楽に見られる貴重な作品。

[B]ノラガミ

良くも悪くも、キャラクターや展開が無難な感じに終始していた。
王道的な反面使い古された印象もあって、特に褒めるところもなかった。

[D]ハマトラ

主人公に魅力がなさすぎた。能力者差別を絡めてるのに、この魅力の無さは致命的。肝心の異能力バトルものとしての工夫も感じられなかった。

[E]魔法戦争

魔法の設定に全くと言っていいほど説得力がないのがとにかくきつい。
魔法ものは、大きく分けて「魔法も法則と理論に基づく」派と「魔法は不思議で説明不可能なもの」派に分かれるけど、この作品は、魔法を体系化していて前者のような体裁を取りながら、実際は完全に後者で押し進めてて、もう破茶滅茶。
キャラの印象も薄い。キャラが立っていないだけならまだしも、宿敵となる弟君の方が同情に値する感じで、主人公のはっきりしない性格が諸悪の元凶のような気さえした。

[B]宇宙兄弟

面白いけど、宇宙飛行士試験突破までがピークで、あとは蛇足な感じが強かった。

[C]ノブナガン

開始前にはクソみたいなのを予想していたけど、予想に反して割とまともな出来だった。

[A]キルラキル

前評判を裏切らないだけの面白さを見せてくれた。
啖呵と勢いだけで熱く盛り上げる演出はすごいと思う。

[A]鬼灯の冷徹

大笑いするタイプの作品ではないんだけど、この淡々としたギャグとちょいちょい入ってくる神話・民話・幻獣系の知識がすごく好き。

[A]凪のあすから

設定が激甘で破綻を取り繕う様子すら見えない上に、何もかもが死んだ男の未練と嫉妬が原因という酷い話だったけど、そこには目を瞑らないといけない。
少年少女の面倒くさい思春期模様とか、作画の綺麗さだけ楽しむようにしたら、割と良作。
結局タイトルの意味は不明なままだったけど。

[E]聖闘士星矢Ω

前作でも思ったけど、アテナ殺せば世界は平和だと思う。

[C]東京レイヴンズ

結局生き返らせちゃうのかよ!っていう話。
序盤ですごい禁忌みたいに見せてたのに、あの世界では「力のある者にとって死者を生き返らせるくらいは対価すら不要なちょっとしたこと」らしい。それが許されるのはドラゴンボールだけだと思ってたのに。

[B]ログ・ホライズン

色々な意味で気楽に見られる、Eテレらしい作品だった。
ただ、SAOと違ってあの世界の外見は実際の外見と全く違う可能性が高いので、何となく悲しい想像をしてしまうことが多かった。
あの世界で「すごい」と褒められる人ほど、ネトゲ廃人に近いわけで…。

[C]ゴールデンタイム

恋愛ものとしては当然なのかもしれないけど、「こいつら面倒くせえ」と常に感じる作品。
記憶喪失による人格の断絶についてどう解決するのかと思ったら、多少の救いを与えはしたものの結局旧人格殺してしまってて、その点が残念だった。

[B]サムライフラメンコ

最初はすごく面白かった。怪人発生からフラメンコ星人までの話は、酷かった。
本当に、最初と最後だけでよかったのに、どうしてこうなった。サムライフラメンコを特別な存在にするだけなら、大規模テロの阻止とか、国家間紛争の解決とか、多少トンデモ展開でも使えるエピソードはあったろうに。

[B]バディ・コンプレックス

未来のヒナが過去のヒナより前の存在だってことは予想できたけど、一人時間ループはないわーと思った。
どうしてヒナだけ肉体年齢まで若返ったのとか、髪飾りが同じものならループで無限劣化しないかとか、今回だけ無限ループを破れた理由が全く分からないとか、青葉がカップリング理論の基礎にある以上青葉が過去に戻る方が本来のループの形のはずだとか、不合理や説明不足が多い。続編でこの辺りの説明もちゃんとしてくれることを期待。

[C]カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編

個々のエピソード自体は大して面白くないんだが、短期的な目標を一切立てずに一年間のストーリー構成を組み立てられているのがすごい。
カードバトルの内容の方は、相変わらずよく分からないし魅力も伝わらない。