雑誌::オトナアニメVol.4

g:geassの一部が掲載されたりコラムを1ページだけ書かせてもらったりしてるので、今日献本が届いた。ありがとうid:otonaanimeさん!
アニメ誌のコラムなんてどうすりゃいいのかさっぱり分からず、とりあえず真面目に書いてみたりしたけど、周りが大分面白おかしく書いてるので、ちょっと浮いたかも。まぁ元々文章で笑わすのは得意じゃないから、面白く書けって言われたって書けないんだけども。いやしかし、谷口悟朗代表作レビューの記事は、短いのにエッセンスをしっかり詰めてて面白かったな。
正直、このサイズのアニメ誌は手に取ったことがなかったんだけど、内容が濃くて結構面白い。Vol.4はコードギアス特集が組まれてるけど、個人的に一番興味深かったのは宝野アリカアリプロ)のインタビュー記事。アリプロの強いプロ意識が感じ取れる。プロ意識の強いアーティストの場合、こういうインタビュー記事を見ると「ああなるほど」と思う部分が多くて、今回もアリプロに対する好感度が上がった。評価の高い部分も批判のある部分も、きっちり意識してるんだなということが分かる。
あと、アリプロの音楽先行的な性質を、梶浦由記の作品親和的な性質と対比させてるのが面白かった。梶浦由記の名前が出てきたのは、.hack//Rootsで一緒に仕事してるからかな。音楽性は違えど、やはり一流の人間に対する理解ってのはあるんだろうな。


あ、あと、この話は本当だったみたい。DVD版では23話も桑島法子になるんだろうか。

買うべきか、買わざるべきか…

2000円か…。微妙だ。キャラソンはいずれコンプリート版CDが出そうな気もするし、サウンドドラマは一部とは言えネット配信されるし…。うーむ。

エル・カザド #02「待つ女」

伊藤静はぶつぶつと独り言を言うのがとんでもなくうまいな。そしてエリスのとぼけっぷりは、真下節と言っていいんだろうか。可愛いわぁ。
今のところは大きな変化無し。という真下耕一の作品は、どーんと盛り上げたりせずに、静かに進めていくんだよな。その上で、裏に壮大な闇の計画みたいなのを想像させておいて、そのまま静かに終わっちゃう。最後の最後までどーんと盛り上げない。「何かありそうで何もない」と表現してるわけだけど。エル・カザドも多分そんな感じじゃないかなぁ。