エル・カザド #02「待つ女」

伊藤静はぶつぶつと独り言を言うのがとんでもなくうまいな。そしてエリスのとぼけっぷりは、真下節と言っていいんだろうか。可愛いわぁ。
今のところは大きな変化無し。という真下耕一の作品は、どーんと盛り上げたりせずに、静かに進めていくんだよな。その上で、裏に壮大な闇の計画みたいなのを想像させておいて、そのまま静かに終わっちゃう。最後の最後までどーんと盛り上げない。「何かありそうで何もない」と表現してるわけだけど。エル・カザドも多分そんな感じじゃないかなぁ。