機動戦士ガンダムSEED DESTINY #10「父の呪縛」

今回もやっぱりアスランが主人公。てか、あれ?シンは回想シーンでしか出てきてない…。
さて、偽ラクスことミーア・キャンベルは、国民を操作するにはカリスマが必要と考えたデュランダルの用意した代役でした。何て策略家なんだ、デュランダル。単なる理想主義者とはひと味違うというわけですな。戦艦内で艦長と寝るとか、かなり常軌を逸してるし。さすがです。やはり通常の3倍の性能か。
けど、いくらなんでも本人に無断で偽物を使って民衆を操作するのはいかがなものかと。


ミーアを利用している事をバラしたデュランダルは、アスランを立入制限区画へと連れて行きます。そこには、ZGMF-X23S「セイバー」が!久しぶりのダウン時フェイズシフト装甲です。「これを君に託したい」とデュランダル。こいつ、人の良さそうな顔してかなりの策士です。悩むアスランですが、すでにデュランダルの術中ですね、これは。
フリーダムとジャスティスもそうでしたが、今回のセイバーも、いい名前ですね。状況やパイロットに意味がピッタリです。


その後、アスランはミーアから強引に食事に誘われます。ミーアの方は、偽物としてでも誰かに必要とされる事に喜びを感じている様子。何か暗い過去がありそうですな。そんなミーアに恋人時代のラクスを思い出し、ユウナに肩を抱かれるカガリが目に浮かぶアスラン。指輪渡しといて今さら気持ちが動揺するのか、と思いましたが、結局「何だかよく分からん!」という感じで憤ってます。
「君にできる事、君が望む事、それは、君自身が一番良く知っているはずだ。」
デュランダルめ、なんか前作のカガリのセリフに酷似してるが、名言だぜ。