BASARA

久しぶりに、BASARAのラスト5巻ほどを読み返してしまいました。すげー面白い。何回読んでも感動しますわ。
絵が少女マンガ的で描き込み方も独特なんで、最初の一読目はかなり抵抗あるかもしれませんが、内容は見事。怒濤のような展開なのに、構成に全然破綻が見えません。山ほどの登場人物がいるんですが、その全てが個性的で魅力的。なんつーか、ストーリー展開の完成度は長編冒険活劇の鑑みたいなマンガです(誉めすぎ)。

あらすじ

20世紀末に文明は滅び、日本では王家による圧政が人々を300年間苦しめ続けていた。そんな中、山陽地方の白虎の村に双子の兄妹が生まれる。兄の名をタタラ、妹の名を更紗といい、タタラは国を救う「運命の子」と予言されていた。しかし、国王の末子であり西日本を支配する「赤の王」が村を襲い、タタラは討ち取られてしまう。蹂躙と混乱の中で、妹更紗は村人を鼓舞し逃がすために自らをタタラと偽る。そして家族を奪った赤の王への復讐を誓う更紗は、タタラとして革命の旗を立てる。

んでまぁ、更紗は、実は赤の王である朱理という青年と偶然出会って、互いの素性を知らぬまま惹かれ合ってしまうという恋愛ドラマ付き。いやまぁ、それもめっちゃ重要な設定なワケですが。
自分は勝手に「ファンタジック歴史ロマン」と銘打ってます(意味不明)。