Google Reader

GoogleがついにRSSリーダーにも手を出しました。早速使ってみての感想。

OPMLのインポート

知識が無いのでよく分かりませんが、OPMLというのはRSSリーダーのデータをやり取りするための形式のようです。で、Google Reader(長いから以下GR)でもこれをサポートしていて、要するに他のRSSリーダーを使っている人でも今までの登録サイトをそのまま移行できるというわけです。
よし、じゃあ早速はてなから移行してみよう。


ん?できない…。
はてなRSSからエクスポートしたopml.xmlというファイルをそのままインポートしようとしても、GRは読んでくれません。どうやら形式が合ってないらしいのですが、同じOPMLならそんなに大きな差があるわけじゃないはず。
というわけで、エディタでエクスポートされたファイルを開いてみました。GRからエクスポートしたファイルと見比べたところ、どうやら上部と下部にある以下の記述が余計なようです。

フォルダを受信箱以外にも作ってると、上記のような組み合わせが複数あります。
で、これらを消してみると、今度はGRも読んでくれました。よかったよかった。

ラベルシステム

GmailPicasaと同じように、GRでもラベルシステムが採用されてます。
ラベルは当然複数付けられます。RSS登録サイトの管理においては、通常階層構造は必要ない(orできない)ので、どう考えてもラベルシステムの方が適しています。大量に移行するとなるとさすがに一つ一つラベル付けしていくのは大変でしょうが、少しならそれほどでもありません。
将来的には、Gmailチェックボックスのようなインターフェイスが導入されれば、ラベル付けもかなり簡単になると思います。今後に期待です。

日本語について

まだ日本語版は出ていません。多分すぐ出るでしょうが。
現状で問題なのは、ラベルに日本語が使えないこと。まぁ、別に英語で付けていったっていいんですけど。
それと、もうちょっと深刻なのが、ラベルを編集するとそのサイト名から日本語部分が削られてしまうこと。そもそも、GRから新しいサイトを追加すると、日本語名は無視されます。
ところが、外部ファイルからサイトリストをインポートするとなぜか日本語が表示されます。しかも、サイトリストとラベルは別の場所に保存されているらしく、ラベルを付けた後でインポートし直してもラベルはそのまま使えます。なので、とりあえずインポートしたサイトにラベルを付け、一通りラベルを付けてから一度インポートし直せば、日本語でサイトタイトルが表示されるわけです。

使い心地

こっちのパソコンのスペックが悪いのかもしれませんが、少し遅めな気がします。
あと、記事は一つずつしか内容を表示してくれないので、斜め読みはできません。はてななら上からざぁーっと見て行って目にとまった記事だけ読めたんですが。せめて要約か記事ごとの見出しくらいは出して欲しかったですね。見た目や動的なアクションはスマートで綺麗なんですが。
しばらく使ってみて、はてなから乗り換えるか検討してみます。