かしまし #11「やす菜の瞳から消えたもの」

信じてたのにっ！お前が先に裏切ったんじゃないかっ！！てゆーかフラフラどっちつかずのお前が悪いんだはずむ！！！
という話。

とまりに裏切られたショックで、ついに女性に対しても個体識別能力を失ったやす菜。家に見舞いに行ったはずむは、やす菜から「中途半端に優しいからこっちはつらいんだ」と言われ、帰ってきたところでとまりからの告白を拒絶すると「こっちは本気なんだから、やす菜が好きならちゃんとそう言え」と言われます。
とまりが一人で泣いてるところにポエマーあゆき登場。あゆきの肩を借りて泣くとまり（なぜ胸じゃないんだ）。傍観者気取りのポエマーも、さすがにはずむにブチ切れ。そこで屋上ではずむに説教。

打ちひしがれたはずむが家に帰ると、部屋では宇宙人が帰り仕度。実は、宇宙人の母星では「他人への無関心」からやす菜と同じ症状が蔓延していて、その改善策を探るためにやす菜の他人への興味＝恋愛を進めようとしていた、と。しかしやす菜の症状が悪化したため、成果無しとして調査打ち切りになるそうな。なるほど、筋は通るかもしれん。わざわざ地球人で調査する意味は無い気がしますが。女性限定の識別不能という症状がレアだったのかな？
宇宙人の話を聞き、やす菜の症状を改善させるためにはやす菜がだれかと恋愛することが必要だと知るはずむ。
それにしても、宇宙人までがはずむに対して微妙な苛立ちを覚えてる、という感じがすごくうまく表現されてた気がします。藤原啓治かっけぇ。

その頃、裏山で会うとまりとやす菜。やす菜が個体識別不能症のことをうち明け、はずむに知られたら責任感だけで自分と一緒にいようとしてつらくなるから諦める、みたいなことを言います。とまりはとまりで、今はずむを必要としているのはやす菜の方だ、つらくても一緒にいたいんだろ、と漢らしく譲歩発言。
抜け駆け合戦の後は押し付け合いか。

ともかく、仲直りのできた二人。しかし、やす菜は既に引っ越しの準備を進めている模様。
あ、今回のEDは田村ゆかりか。田村ゆかりは、きゃぴきゃぴ声よりダウナーボイスの方が好きだなぁ。

次回予告：最終回「やがて恋が始まる」

予想…というか期待…というか妄想。

はずむ見限られる
↓
とまりとやす菜は友情が深まる
↓
むしろとまりとやす菜の間で恋愛が進展
↓
やす菜の識別不能症治る
↓
( ﾟДﾟ)ｳﾏｰ

放送開始前に多くが予期した百合展開としてはこの方が良くね？とまりはともかく、女オッケーなやす菜からすればとまりも十分射程内ですよ。