妖逆門 #01「オレとフエとばけぎゃもん」

サンデー連載の漫画版と月曜夕方6時のアニメ版が同時に開始していますが、アニメ版の方が面白いです。
藤田和日郎原案ということもあって、妖怪設定は「うしおととら」そのまんまなんですよね。遠野の妖怪屋敷とかヒトツキとか、デザインが全く一緒w
で、脚本・シリーズ構成に兵頭一歩。この人の脚本好きだから、視聴継続していこうかな。制作会社違うけど、陰陽大戦記も面白かったし。


中身に対してですが、「元々存在している妖怪を撃符に封じ、それを召還して戦う」という設定にうまく言及できていました。召還戦闘ものではこういう設定に言及しない場合が多いので、印象良し。あとは、陰陽大戦記にかなり似てます。
あとの世界観・設定はほとんど漫画と一緒なんですが、フエのキャラ設定は全然違いますね。ちょい悪兄貴という感じのアニメ版の方が好き。漫画版では「強い願望に引かれてきた」フエが、「その他大勢の一人として」三志郎を引き込むわけですが、アニメ版では「正義漢の三志郎を気に入った」フエが、「げぇむ参加のパートナーとして」三志郎を選びます。げぇむ参加のきっかけについても、漫画版は三志郎の単純な冒険心ですが、アニメ版は襲われる妖怪達を助けるための力として撃符・撃盤を受け取ったこと。
全体的に、アニメ版の方がやや重くてシビアな感じでした。