ゼーガペイン #26「森羅万象(ありとあらゆるもの)」[最終回]

虚像の中で永遠を生きるより、本物の光の中で一瞬を生きたい。ということなのかな。少なくとも自分はそう思った。ゼーガは色々思わせぶりな様相を呈してるけど、結構単純なことを言ってるんだと思うんだよな。夕方アニメだし。もちろん、単純だから浅いってわけじゃなくて、十分視聴者の胸に響く言葉なわけだけど。シンが死ぬシーンなんかは、かなり感動したな。リョーコの「失いたくなかったんだね…。だから永遠を求めた…。」とかそんなセリフ。くぅ。


でもまぁ、結局最後は大団円。シマのオリジナルが作った「幻体復元プログラム」とかいう裏技のおかげで、どんな死にそうな目に遭ったキャラも簡単に完全復活。てか、ハヤセの彼女(セレブラントとして戦闘で死んでいた)が復活してるのに、アークが復活してないのが不思議だ。更に、ルーシェンが幻体復元プログラムをバージョンアップして、人工幻体であるシズノもリザレクション・システムで人間に出来るように。ただし、シズノは戦闘で大ダメージを受けたので記憶をなくしてるようだが。
そして、キョウはリザレクション・システムでみんなが復元されるまで、一人で現実世界に存在。でもたった2年で出来ちゃうらしい。まぁ、理論も設計図も工作用ロボットもあるわけだから、そんな時間はかからないんだろうけど。そんなことよりキョウに妹いたのかよ。可愛すぎるぞちくしょー。シズノが復活できることになり、メイ・ウーが「三角関係勃発よ?」とか言ってたが、結局キョウはリョーコを選ぶ。当たり前っちゃ当たり前だけど、ラストシーンでお腹を撫でるリョーコにはちょっとびっくりした。お腹だけ映してどっちか分からなくするのかと思ったら、ちゃんとセリフもあったしなぁ。
まぁ、とりあえずリョーコで良かった。


ゼーガペインも面白かった。アビスとの最終決戦ではサンライズが大好きながちんこの殴り合いもあったし、話のまとめ方もすっきりしてた。DVD欲しいわぁ。
唯一回収してないと思ってた「ミサキ・シズノ」の名前の由来(キョウの大切な人の名前らしい)も、友達とメッセで議論した結果、「大切な人の名前を与えるというエピソードが重要だった」という結論に達したので解決。いやはや、夕方アニメとしても大人向けアニメとしても、一級品のアニメだった。