牙-KIBA- #31「野望の代償」

あの仮面はヒューだったのか!あーなるほど。相変わらず展開が走ってるなー。
アミルガウルの拒絶反応については、後付けのようにも見えるけどそうではないな。他のキースピリットに対してアミルガウルは特に「手に負えない」というイメージはずっと出してきたし、強力なスピリットは持ち主を選ぶって設定は大分前からあったしな。そういや、初期のゼッドとデュマスは扱うことすらできなかったっけ。
アニメ自体にかなり魅力があるわけだけど、こうやって見てるとスピリットも綺麗でいいよなぁ。金が余ってればカードゲームも買ってみようかって気になるわ。
しかし、ネオトピアの絶対規律ってものすごいな。罪刑の均衡はおろか裁判も弁明の機会も無しですか。野蛮な未開国タスクに、暴力至上主義のジーモットと、ゼッドがテンプラーに落ちたのは超幸運だったよなぁ。いや、もしかしたら母親かアミルガウルが誘導したかな?もしくはロイアに引き寄せられたとか。あと、ゼッドの父親ってのも何か関係あるかも。いずれにしろ、ノアの遍歴は不幸すぎた。ネオトピアに落ちた時点で、さっさと中央に引き渡されてれば、とも思うけど、力の行使を嫌っていたから遅かれ早かれ洗脳策にかかってただろうな…。ウルバークスあたりにでも落ちてればマシだったのかな。まぁテンプラーも、大きくて平和とは言え長老数人による寡頭政治だし、そのトップも頭がちがちの保守派ばっかりなんだよな。なんつーか、国家の暗い部分をリアルに書きまくりだ。夢もへったくれも無いや。