アニオタの辿る経路(段階とレベル)
第一段階(レベル1)
- 特定のアニメを面白いと感じる
- 好きになったアニメを欠かさず見るようになる
- 夕方から夜限定で少しずつ見るアニメが増える
- 漫画原作付きのゴールデンタイムアニメならある程度分かるようになる
- 一定の嗜好(絵、声、ジャンルなど)が形成され、無意識に取捨選択
- 新番組(視聴アニメの後番)が何か気になり始める
- 有名声優なら「○○(別番組のキャラ名)の声だ」という程度の判別が可能になる
この状態で停滞。多くの一般人はここで止まる。アニメのクール概念を知らない。
第二段階(レベル2)
- 特定のアニメに強烈にはまる
- アニメ全体に対し意識的・継続的に興味を抱く
- ある程度自分の事前調査・印象で視聴決定し始める
- 好きな絵柄や声優を意識し、それを基準に取捨選択
- 作品によっては積極的に作品の理解や解釈、出来の評価などを行うようになる
この状態で再び停滞。視聴範囲は深夜を除いた時間帯。ただし、第二段階の期間は人により超短期の場合も超長期の場合もある。このあたりでクール概念を知るか、何となく一定の期間があることに気付く。
第三段階(レベル3)
- 何かのきっかけで深夜アニメに手を出す
- 深夜アニメの視聴によりアニメ好きを自覚し始める
- 深夜帯を含むアニメ全体について意識的に事前調査・視聴継続判断などを行うようになる
- 数が増えたことで何度も聴く声が気になり、声優名を覚えるようになる
- 上記同様にキャラデザや音楽、作品性の類似が気になり、スタッフ名や制作会社名を覚えるようになる
- 声優、スタッフ、制作会社などの特徴や評価を知り、作品の理解・解釈・評価に励むようになる
- 生活の上でアニメに一定の労力を割くことが当然となる
ここまででほぼ一般的な「アニオタ」の完成。この先、もしくは途中で他のオタと混じるなどして細かい類型に派生していく。作品自体を楽しむだけの感想系、自分で何かを作る絵師・同人系、フィギュア・DVDなどに金をかけるコレクター系など。
その他アビリティ取得時期
- 一般からの「アニオタ」認定
- 取得時期:第三段階
- 取得時期=ターニングポイントとなる
- 深夜アニメに手を出しても単発的視聴ならセーフ
- アニソン
- 取得時期:ほぼ全段階で取得可
- 深夜系のアニソンについては第三段階以降
- 他の音楽に対して排他的ではない
- 声オタ
- 取得時期:第三段階末期に達した後、細分化の過程
- 声優の声質や演技力にとどまらず、声優自身をアイドル化
- 二次元萌え
- 取得時期:第二段階の終わりから第三段階以降
- 第三段階前半までの強度は個人差が大きい
- フィギュア
- 取得時期:第三段階末期に達した後、細分化の過程
- 取得の有無は経済的事情や嗜好などで個人差がある
- 同人誌(買い手側)
- 取得時期:第三段階後半以降
- 取得の有無は経済的事情や嗜好などで個人差がある
- 他分野からの拡張時期