RED GARDEN #22「光」[最終回]

「光」という最終回のサブタイトルはウィッチブレイドを思い出させるわけだが、ひょっとすると2つの作品は似たようなエンディングだということを示しているのかもしれない。GONZOだし。
まぁ何というか、エピローグをはっきり描かないという点では共通してるな。せっかく5人で生きていこうねって言ってたのに、何故かリーズだけは消滅。その後一面に咲き誇る花々が何を意味してるのか分からないが、他の4人に何か影響でもあったんだろうか。一番安易なところで言えば、リーズのおかげで4人は記憶を失わずに済んだ、とかなんだけど、それもどうかって気がする。その辺は視聴者の想像に任せるってことなんだろうな。
呪いの書ってのも何かよく分からなかったけど、これもウィッチブレイドが何なのかってのと一緒で、まぁどうでもいいっちゃどうでもいいんだよな。RED GARDENは少女達の葛藤と交流、ウィッチブレイドは母と娘の絆がテーマだから。お、こちらも似ている。


まぁ、終わり方としては別に悪くない、かな?残ってる謎は別にどうしても消化して欲しい性質のものじゃないし。とりあえず、普通に終わったという感じ。4人が心に整理を付けた時点でほとんど終わったようなもんだったしな。
総合的に見ると、こんなもんかぁという印象だった。後半失速したスピードグラファー、後半だけ劇的に面白くなったソルティレイ、飛ばしてたのに最後やや詰めすぎたウィッチブレイドと来て、こう、中頃を維持し続けたRED GARDENという感じがする。いい意味で。