コードギアス #23「せめて哀しみとともに」

何もかもを緊張の頂点に持ってきたなぁ。まさに決着の時。
しかしこの続きは夏、か。個人的には好都合な面もあるけど、嫌な人には嫌かもな。1クール分空くんだもんな。

最終回ではないんだし、一応本編の感想も。
今回はやっぱりユフィの使いどころがうまかったな。ユフィの今までは全てこのための伏線だったとしか思えない。そしてスザク。ユフィが殺されただけでそれまで徹底して拒否してきた「人殺し」を受け入れるにはやや無理があったかもしれないが、V.V.からギアスのことを聞いたとすれば、憎しみに駆られても全くおかしくないな。特にうっかりギアスだったことはルルとC.C.しか知らないし、スザクからすれば「自分のためにユフィを虐殺者にし、たくさんの日本人も犠牲にした」としか映らない。憎悪の対象としてはこれ以上無い。あと、ゼロ＝ルルと気付いてるから電話したのかとも思ったけど、会話を聞くとやや微妙だな。どちらとも取れる。V.V.に接触した以上スザクにもギアスが与えられそうな感じはするが、うーむ。いよいよ先の読めない展開に入ってきた。
ヴィレッタの危機については、ゼロが「略奪・暴行は許さない」と言っておかなかったのが悔やまれるが、あの混乱じゃ仕方ないか。言っても無駄な気もするし。俺の愛するヴィレッタが酷い目に遭ったら、ユフィが血染めになった時の比じゃないくらいのショックだ。だが谷口ならやる。あいつはレイプだろうが落石ぐちゃりだろうが平気でやる男だ。でも可能ならやらないで済ませて欲しいんだが、あーもうただ出されたものを受け入れるしかない。
一方で、緊張感のない奴もいたな。神楽耶。ゼロのお嫁さん希望ですか。笑える。あの言動からすると、まだまだ子供なんだろうか。ナナリーと同じくらいかな。前回までの凛としたイメージが一転、ちょっとバカっぽいぞ。子供だから仕方ないかーくらいのもんだが。地味に神楽耶ファンを続けてきた視聴者は滅茶苦茶戸惑ったんじゃないだろうか。むしろユフィに寝返った奴もいそう。俺はヴィレッタ一筋だから関係ないけど。
そして地味にネタも面白かった。オレンジの「おはようございました」はもはや狙いすぎなくらいのネタだったな。オレンジが第2シリーズに持ち越されるのかは微妙だが…。そもそも第1シリーズのメインキャラがどれだけ生き残れるのかってところに問題があるんだよな。とりあえずルルーシュとスザクは死なないと済まない気がするんだが、どうなんだろう。第2シリーズは影崎絆が主人公！とか無いかなぁ。

あー…最後になったけど、一言だけ言っておく。
V.V.の声気持ち悪い！！冨澤風斗って、全く知らない名前だし！あんなとこで下手くそ使わんでも…。ソフィは前もって覚悟してたし役としてもどうでもいい役だったから許せるけど、V.V.は許せん。他の声優陣が絢爛豪華なだけに、際立ってキモイわ。マジ勘弁してくれ…。