50年以内にアニメ産業潰れればいいのに

初代ガンダムとかマクロスとか、古いアニメを見るとつまらなくて死にそうになるからやっぱり新しいアニメは作られ続けなければならないと思う。
けど、できればあと50年くらいの間に新しいアニメなんて消えて無くなればいいのにと思う。
時代の流れとか人の一生とか記憶とか不老不死とかについて思索を巡らせる時、必ず思うことが一つある。「自分がいつか楽しむであろう物語は、自分が生きている間に完結するのだろうか」ということだ。そしてその答えは分かり切っている。「常に何かの物語を楽しもうとするならば、必ず結末を見ないまま終わる物語がある」。
自分の祖母は「美味しんぼ」を好きでよく読んでいた。ほとんど呆けても楽しんで読んでいた。祖母はもう死んだが、「美味しんぼ」は続いている。祖母は結局山岡さんの人生を見届けられなかった。
もしも自分が今死んだら、今やっているアニメの結末が分からない。更に、今後生まれるかもしれない名作を見ることが出来ない。そう考えると、何だかやるせない。
だから思う。自分が生きている間にアニメそのものが無くなってしまえばいいのに、と。とりあえず平均寿命までは生きる予定なので、あと半世紀前後でアニメ産業には潰れてほしい。自分には見ることの出来ない名作を、自分が死んだ後の人々が楽しむなんて、口惜しいじゃないか。
サグラダ・ファミリアなんかぶっ壊せ。