アニメ調査::第6回2007秋::結果講評

大方の評価は予想通りというか、良いものは高評価、悪いものは低評価。
データやコメントを見た上で断言できるのは、前期の最高傑作は「精霊の守り人」ってことか。評価として良い方への偏り方が尋常じゃないし、見切り以外ほとんど全ての人がポジティヴコメント。作画・脚本・音楽どれについても最高峰で、恐らく作画に関しては現段階で限界まで突き詰めたものじゃないだろうか。
で、その次が「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」だろう。これも見切り以外で悪い評価を付けている人が見当たらない。「精霊の守り人」とは少し違って、エンターテイメントとしての完成度の高さを見せた気がする。
単純なポイントで言うと他にも色々あるが、「見る人を選ばない」という点ではこの二つがトップだろう。コードギアスはとりあえず置くとして。
見る人を選ぶというか、人によってかなり評価が分かれたと思われるのが、「ヒロイック・エイジ」だ。これは多分好みの問題で、平井絵だけで敬遠した人も多いだろうし、展開の冗長さや全体的な口数の少なさに飽きた人も多いだろう。一方で、設定好き、正統派SF好きにはたまらない作品。公式サイトの作りからして、設定とベタベタな脚本を基本にしてるのが分かる。


結局、全作品を眺めた時にどれもこれも良作揃いだった。これほど数的に良作が揃った時期も珍しい。