マクロスF #25「アナタノオト」[最終回]

笑った。超笑った。
ランカ、シェリル、アルトのテレパシー会話は何度聞いても面白い。


テレパシーで全個体にネットワークを構築し、その最上位存在になろうという銀河征服計画は非常に良かった。ヒロイック・エイジの銀の種族を思い出したけど、クイーンは優位存在だからまさに神になるわけだ。「神の目」の描写は素敵だった。
けど、クイーンの力に勝つという重要な部分を「これが歌の力だというの…!?」で終わらせてたのにはホント笑った。ここら辺が「マクロス的」である所以なのだけども。


「歌も恋も負けません!」「受けて立つわ!」
ってあたりは、もうホント何年前の恋愛漫画なのかと。古典的すぎてにやける以外にねーっての。
アルトもね、「お前達は俺の翼なんだ!」とか、二股宣言してんじゃねーよ。ふざけんな。シェリル一択だろうが。
てかシェリル死にます的な話もあったよね。自在にヴァジュラを操れるならウィルスも無力化できるような気がしないでもないが。


何はともあれ面白かった。
どう考えてもメカものではなく古典的三角関係ものだったわけだけど、今時な設定と悶えるほど古くさい演出・展開が見事に融合されてて、これはやっぱり子供より大人向けだったなと思った。深夜で正解。