2013年1月新アニメの原作一覧

半年前に比べ、ラノベが少ない…?と思ったので今期新アニメも原作集計。
何はともあれ、まずは原作別の作品数を見てみる。

詳細

漫画原作とオリジナル作品が微増し、その分ラノベは後退。
「とりあえず適当なラノベをアニメ化」という時代の終焉は近いか!?とも思ったが、単純にそうも言えない。
まず、漫画原作は11作品中5作品(リストの上から5つ)が5分以下のショートアニメ。更に安牌である続編作品が2作品。30分枠・新規アニメ化作品という限定を付けると、ラノベに負ける。
次にオリジナル作品だが、これも8作品中3作品が続編作品。また、脚本的にはオリジナルだけど微妙に原作があるようなないような、という微妙な位置の作品もある。完全オリジナルかつ新作の作品は3作品にとどまる。
これに対しラノベは、全体数が減ったとはいえ新規作品が多い。まぁ、ラノベ原作はほとんどが使い捨てで、同じ作者の別作品がアニメ化されることは片手で数えられる程度しか無いので、当然といえば当然なのだが。
ゲームは、見事なまでにオールジャンルを取り揃えており、攻めも引きもしないラインを保っている。

感想

漫画原作は、4コマ漫画など短く切れる特性を利用し、低予算ショートアニメという新たなリスク回避策を打ち出した…のだろうか。ラノベは全盛期を過ぎて少し落ちた付いたような気がする。
注目すべきはやはりオリジナル作品。ここ最近の低迷期を考えると、割と意欲的というか予算がしっかり投入されてるっぽい作品が並んでるのは喜ばしい。円安で景気が上向く可能性があるので、今期作品の円盤がたくさん売れれば、ひょっとするとオリジナル作品の完全な復権も夢じゃないかもしれない。