犬とハサミは使いよう #03「飛んで火に入る冬の犬」

主人公の声が届く相手が集まって変則ハーレムになるのかこれは。こういう設定って、誰が何故会話できるようになるのか説明されないともやもやするんだけど、そのへんは期待できなそう。
そして、元の肉体が火葬されてるなら何がどうあろうと生き返る見込みもないんだけど、そうなると何だか見てて徒労感が出てくる。現状把握と犯人探しをしていた前回までと違って、現在は全く何の目標設定もないから、主人公はただ犬としての生活に甘んじていることになる。愛読書の新刊を読みたいってのは他人任せで何の行動原理にもなってないし。主人公が頑張らない話は、見てて楽しいもんじゃない。
妹は何か知ってる風だから、元の身体に戻るとか、何らかの目標設定とそのための努力がなされることを期待。