神さまのいない日曜日 #12「三年四組 III」[最終回]

酷い終わり方だなこれ。
実は死んだのはアリスでしたってのは、まぁいい。意外でも何でもないし、ひっくり返す意味もなければひっくり返した場合の納得感も一切ないけど、別にループの根拠としては誰が死んでてもどうでもいい。
しかし、じゃあ何故アリスは街の外に出て実体を保っていられたのか?逆にディーは何故実体を保てなかったのか。その辺の説明が全くできなくなってしまう。
ループの終わらせ方も酷い。原因であるクラスメイトに事件を思い出させ、その上で「もういいよ、外に出よう」って説得するだけで済むなら、今までにもできたはず。仮に今までは挑戦して失敗してきたんだとしても、今回のことにはアイは全く貢献していないから、結局アリスが一人で解決したのと同じ。連れ込まれた何万人もの人々が可哀想。
極め付きは、アリスが普通に生きて出やがったこと。今までも普通に実体持って出入りしてたんだから、そりゃ生きて出ること自体に無理があるとは思わない。けど、じゃああの死にます的な別れの言葉の根拠は何だったの。どうして死なざるを得ないみたいな流れだったの。あの流れ無視して普通に生きて出たよ☆ってお前恥ずかしくないの。


なんかもう色々と酷いアニメだった。