境界の彼方 #01「カーマイン」[新]

絵が綺麗で見やすい。
イカイシとかヨウムとか、用語の説明なく話がトントン進むのはわざとだろうか。
まあ、文脈から何となく意味は分かるし、説明がなくても分かるというのはいいところなんだろうけど、それだったらそもそも独自用語なんか使わずに、祓い屋とか退魔師とか妖魔・妖怪みたいな通じやすい用語を使えばいいのに、とも思う。
ヒロインの能力は血液操作らしいけど、あのサイズの剣を血で作るのは大変そうだ。相当薄く伸ばしてるとしても、結構血使ってそうな気がする。
というか、血液使いは異界師の中でも強力だから排斥されてきたって言ってるけど、あんな使い勝手の悪そうな能力が上位能力なら、異界師ってのはあんまり大したことない連中ばっかりなんだろうか。半妖ですら不死身スキル持ってるような相手を退治してるってのに。もっとも、異界師ってのが後天的に術を学んだ連中のことで、能力の種類によらず生まれつきの異能自体が排斥されてるっていうなら納得できるけど。