SoltyRei #22「わたしと彼女と、少女の想い」#23「Final message」#24「これから」[最終回]

オトメで燃え尽きたので、面白かったんだけど手短に。
多くの障害を乗り越え、何とかRUCの管理コンピュータであるエウノミアを止めることに成功。しかしアシュレイは停止したエウノミアを乗っ取ります。
結局、アシュレイの企みはこんな感じ。
アシュレイは移民船の乗組員であり、先行開拓チームであった。恋人を船に残してきたアシュレイは、惑星開拓を進め、船から残りの人々を迎え入れる準備をしていたが、恋人が降り立つ前に移民船との連絡が途絶。恋人と会うことはできなくなった。開拓中の事故によって失った肉体をエウノミアによってリゼンブル化されたアシュレイは、不死の肉体となり、エウノミアに従いRUCを管理する者となった。そして12年前、自ら移民船へ行こうとしたアシュレイは、ブラストフォールを引き起こしてしまう。
アシュレイは、エウノミアを支配して移民船に行きたかったんですね。ロイを殺そうとしてソルティとローズの逆襲にあったアシュレイは、最期にソルティが預かってきた恋人からのメッセージを受け取ります。


停止したエウノミアから水とエネルギーの供給システムを抜き出す作業を行う中、ソルティが移民船の管理コンピュータと接続。移民船が落ちてくるということを知ります。そして、ソルティはそれを止めるため、帰れないかも知れない宇宙船に乗ることに。
出発直前、ソルティを行かせまいとするロイ。そして、初めてソルティを「娘」と呼びます。
これこそがこのアニメのテーマ。機械のソルティが愛を知ることではなく、ロイが機械であるソルティに対して愛を持つ、というのがメインだったわけですね。ちょっと泣きそうになりました。


しかし、それでも行くソルティ。みんなを守るために。
移民船が持ち込んだコンピュータは3つ。地上を管理するエウノミア、移民船を管理するエイレネ、そしてディケ、すなわちソルティ。登録市民制度による人間の管理というエウノミアの暴走を知ったエイレネとソルティは、その暴走を止めようとし、ソルティが地上に降りることになりました。しかし、暴走を始めていたのはエウノミアだけではなく、エイレネもまた狂い始めていました。人の死を管理し、人間をデータとしてのみ残そうとしたエイレネ。自我に芽生え、人の感情を持ったソルティは、自らの分身とも言えるエイレネを破壊します。


5年後。
それぞれがそれぞれの道を進み、平和な日常を送る街。そんな中、ソルティを待ち続けるロイやローズ


更に時は流れ、自ら宇宙へと探しに来たロイとユート。
流れてきたのは聞き覚えのあるメロディー。
ほとんど壊れながら、宇宙空間であの歌を奏で続けていたソルティに言葉をかけるロイ。
「おかえり」
「ただいま」





良かったなぁ・゚・(つД`)・゚・

総評

終わってみると、いいアニメでした。序盤は微妙だったけど。「やればできる子」でしたね。スピードグラファーは始め面白くて後半だれたから、逆な感じ。というか、巌窟王に近いかな。
しかし、カーシャが養女だったとは。ふむ。アクセラとリタとか、全然関係なかったね(゚∀゚;)
未登録市民のネコミミ泥棒少女可愛かったな。登録市民も未登録市民も、多くがブラストフォールで家族を失い、悲しみを負っているってことなんでしょうな…。


いや、やっぱGONZOはすごいですね。これからも期待します。