もしも俺が種死の続編を書くとしたら

まず、キラを殺す。これ最優先事項。
物語の冒頭で、なんか適当に「人々を守って死んだ」みたいなシーンを入れ、葬式でお腹をさするラクスを映す。
15年後ぐらいに飛ばして、キラの娘を主人公にする。今までのガンダムは主人公がみんな男だったから、ここで一気に革新を図りつつ、腐女子層の支持も獲得。
ちなみに、完璧超人同士の娘なので、ドジっ娘とかいかれキャラではなく、正統派。


ここで、種死後の情勢を解説。
プラントはイザークがママの支持基盤を引き継いで評議会の議長になる。自室がラクスのCDとポスター・写真集でいっぱいであることをゴシップ紙にすっぱ抜かれたため、嫁の来手がなくなる。ただし、何故か支持率は30%増だったという。アスランは軍部最高責任者に就任。メイリン・ホークと結婚するものの、共にコーディネイター第二世代であるため子宝には恵まれず。
ディアッカは厨房でチャーハン作ってる。「大してうまくもないのに何故かプラントの要人が来る店」としてそれなりに成功。
地球北大西洋連合の生き残りが暫定政府を立てるものの、各地が自主独立を強める。中でも先の「デュランダルの乱」で中立を堅持した北欧連合王国は元々の武力もあってオーブと双璧を為す強国とされる。その他の地域では、多少の小競り合いを繰り返しながら徐々に平和を取り戻す。ニュートロンジャマーキャンセラーによる核エネルギー供給復活によってインフラも整備される。安定・低コストな新しい発電システムを開発した科学者団の中に、サイ・アーガイルの名前も。
ミリアリアアークエンジェルで隠し撮りしていた写真を「英雄の群像」として出版し、バカ売れ。印税の大半を難民救済基金のために使い、自身は世界各地を回って写真を撮る。ネオ・ピューリッツァー賞受賞。オーブの実業家と結婚後も、ちょくちょく写真の旅に出ているとか。
オーブはカガリが統治して高貴ある孤立を維持。独身のまま世継ぎ無し。アークエンジェルとその乗組員はそのままオーブ国防軍に配属された。ラクスはエターナル、ミーティア等の大量破壊兵器を廃棄し、海辺で隠居。キラママとマルキオ導師のところで娘を育ててる。


そして、戦後のどさくさに姿を眩ましたシン・アスカは、裏ルートで修理したデスティニー(偽装加工済み)で何でも屋を営む。ルナマリアとの間には息子が生まれるが、父の屈折した政治観と母の溺愛によって、なかなかいい感じの性格に成長。ふとしたことからオーブでキラの娘と出会う。


よし、ここまでいい感じにバカオタ展開だ。後は知らん。