「あとで読む」をメールするサービスとGmail

「あとで読む」なWebページをHTMLメールで自分に送りつけるというもの。ブックマークレットをクリックするだけでメールとして「あとで読む」を管理していける、ということだそうだ。
正直、使おうとは思わない。個人的に、「あとで読む」ははてなブックマークのタグで処理しているので、このサービスの必要性を全く感じないのだ。導入を勧める言葉を読む限り、利点は以下の点。

  1. ボタン一発でいい(タグ付けなどの手間が要らない)。
  2. メーラーで管理できるので便利(未読・既読、フラグ、重要度など)。
  3. 溜めていけばメーラーによる全文検索が可能になる。
  4. HTMLメールにして送るのでページが消えたりしても情報が残る。

これに対して、個人的事情の対応関係としては、

  1. はてなブックマークならタグ付けもクリック一つなので手間はそれほど違わない。
  2. Gmailに一本化しているのでローカルのメーラーは使っていない。
  3. そこまでブックマークを使うようなヘビーユーザーでない。
  4. 大概一週間以内には「あとで読む」を消化する。

というわけで、それほど欲しくはない。
が、一応「HTMLメールでページを溜めていく」というコンセプトは(個人的必要性は無いにしろ)なかなか素晴らしいと思う。
製作者側はローカルのメーラー利用を念頭に置いているらしいが、実はこれ、Gmailと親和的なんじゃないかと思う。容量・検索性という観点からすれば、まさにGmailは打ってつけではないか。
また、Gmailはフィルター機能も優れているので、宛先にエイリアスを使うなり件名の文字列を拾うなりすれば、スターやラベルを付けられる。アーカイブするようにしておけば、受信トレイにも出てこないのでごちゃごちゃしない。


とまぁ、Gmailを褒める結論に繋げたわけだが、どうだろうか。

追記(2006/06/03)

何だかんだで、結局ちょこちょこと使ってます、「あとで読む」。
どういう使い方かというと、出先(大学)などでネタにしたくなったページ、ニュースなどをGmailに送っておくんです。[あとで読む]というラベルを振り分け、アーカイブ。家に帰ったら、改めて読み直してからネタにするか決めたりします。
簡単に言うと、「ブックマークしてずっと残しとくほどではないけど、ちょっと気になる」程度のものに使ってますね。サービス提供者側の意図とはちょっと違った感じですが。
実際HTMLメールで来たページって、どうも見づらいからあんまり好きじゃないんですよね。それでも、「ワンクリックで」という簡便さは確かにいい感じです。