仮面ライダー電王 #05「僕に釣られてみる?」

複数のイマジンが入ることで変身バリエーションを得るってのは斬新だ。最終的には4人入るみたいだけど。そういや、特撮なのに声のみの出演がこんなにいるってのも珍しいかも。普通は主人公も怪人も変身前と同じ声なわけだし。しかし、モモタロスという割に赤鬼だし、ウラタロスという割に海亀ってのがなんか笑えるな。
取り憑いたイマジンと良太郎の関係が物語の中心に来てるわけだけど、こういう「関係性」を描かせると小林靖子はホントにうまいな。言葉と行動の両方を大切にしながら緻密な「対話」を構築していってる。たとえば、これは演出と声優の力もあるんだろうけど、前回の「モモタロスって名前はセンス無ぇけど、センス無ぇよな。センス無ぇけど…呼びたきゃ勝手に呼べよ」ってセリフは、滅茶苦茶よかった。単なるツンデレ設定では終わらない、リアルな心の動きが見えた気がする。
電王はかなり期待大。