雑誌::オトナアニメVol.5

やっぱ制作側のインタビュー記事が面白い。「何を思って作っているのか？」を知ると、それまでより更に深い理解に達する。以下、記事ごとに簡単な感想。

視聴者が感じていたことを、改めて語ってもらった感じ。2クールで四部構成だったとは恐れ入る。第三部が一番おすすめらしいので楽しみになった。

普通にヤマカンの履歴が面白い。ルサンチマン観たい。

声優インタビューはそんなに面白くないけど、梨田昌孝の三星戦分析は面白かった。案の定というか、それなりに理屈付けて描かれてるけど、完璧とは言えない、という感じみたいだ。
黒田洋介インタビューも、制作姿勢が窺えて興味深かった。

シグルイとムーンライトマイルが滅茶苦茶見たくなった。

視聴者的ポジションからのコラムと、三ツ木プロデューサーのインタビュー。後者は主に企画・制作までの経緯とかテーマとか。「制作」ではなく「製作」からの視点という感じで、結構面白かった。

「河童のクゥ」が「となりのトトロ」より前から温めてた企画だということに驚いた。「金の匂いがしない」企画だったせいで遅くなったらしい。

銀が盲目だって初めて知った。

Japan Animation Creators Associationについて。
アニメーターの平均時給500円という現状に対する改革運動。ちょっと感動した。気持ちだけだけど応援する。

前回も思ったけど、この二人とは完全に意見が相違するなぁ。嗜好の違いか、年齢の差か、単にアウトローを演ずる作風なのか。