CLANNAD #09「夢の最後まで」

まぁ泣いたかと言われれば別に泣くほどのもんじゃなかったんだけど、綺麗にまとまってて良かった。最終的には全員の記憶から消えてしまうけど、気持ちだけは残ったと。消えてしまうけど無駄にはならないという前向きな泣かせ方。
ただそれよりも、「風子が意識から消える」という描写がすごく巧妙で感心した。感動よりもそっちの構成とか演出の方に目が行っちゃったな。ふと目を覚ましたら朋也と渚までもが風子を忘れてて、だけど何とか思い出したら実はずっと横にいた…っていうあたりとか、客観的な描写のはずなのに登場人物の心情が見事に伝わってきた。