電脳コイル #26「ヤサコとイサコ」[最終回]

あれ、あんなに複雑な気がしてたのに、あっさりすっきり終わってしまった。

結局、コイルドメインをベースにした内面世界が「あっち」だったわけだから、厳密には「あっち」コイルドメインとは違ったわけかな。通路にはなるけど。更に、ヌルイリーガルとは別物で、イリーガルは人の想いがイマーゴを通して電脳物質化したもの。
ただ、こういう設定は大した問題じゃなくて、今回、最終回にして色んなテーマをがっつり押し出してきてたのが面白かった。メタファーなんだけどそれでいて直接的な表現もあって、子供が見た後何年か経った時にふと思い出す、というようなものを目指しているのかなと思った。