『20世紀少年第一章』

原作チラ読み程度だけど観てきた。
割と面白かった。キャストが無駄に豪華なんだけど、全員合ってる。
ただまぁ、原作を読み込んでないせいか特に語ることも無い感じ。原作未読でも別に障害は無いけど、多少人物の同定に難がある。ここの人物紹介が簡素なので、「えっと、こいつは誰だったっけ?」みたいなことになりかねない。
これを観た限り、どっかの人が言ってるみたいに「原作が映画向きでない」とは思わなかった。ハリウッドの大作の多くと比べれば十分現実味もあるし、基本的にはカルト教団と細菌テロと爆破テロしか無いので、これまたオウム真理教を思えば明日にも起こりそうなこと。


それにしても、これを観てると、浦沢直樹は本当に手塚治虫を敬愛してるんだなぁと思う。
そう感じさせただけでもとりあえず成功なような気がした。