戦術考察1「開幕決定打」

戦術考察1「開幕決定打」

バトル開始直後に成功するとかなり決定的な戦術。

開幕バジリスク

後攻が初手でバジリスクを成功させる。

初期手札とジャッジに恵まれなければ成立しないため確率は低いが、その威力は絶大。食らった方は無防備状態で2ターン分の攻撃を受けることになり、火力によってはそこでHPが尽きる。攻撃回数も減るため相方はダメージを通せないまま1vs2に追い込まれ、早々に負けが決まる。

対策はO.D.のみ。初手1枚貼りで貼った方を攻撃に使っていれば、祈る他ない。基本成功率は30%だが、ラプラスの悪魔が同時貼りされれば50%にまで上昇する。30%でも、2回追い抜かれることの深刻さを考えたら、よほど手札が詰まっているのでない限りO.D.するのが賢明。

開幕双火

先攻が初手で双火鉄槌を撃つ。

双火鉄槌3枚積みのストレージなら、ほぼ50%という高確率で初期手札に入っており、赤単なら初手で使用できる可能性は高い。しかもその場合、相手にこれを防ぐ手立てが存在しない。青ストレージ以外は2ターン目でも止めることは不可能(爆炎のカギ採用者は別だが、まずいない)。初期手札から2枚が削られるのは、事故に近いと言ってもいいほどの痛手となる。

開幕クロノス

後攻が初手でクロノスを撃つ。

確率は約20%だが、これを防げるのは初手青2枚貼りで絶対零度が手札に入っている場合か、青1枚貼りで氷結のカギが手札に入っている場合。氷結のカギ採用者はほとんどいないので、実質的には絶対零度のみと言っていい。

それ以外の対策としては、初手で2枚貼りしないことが考えられるが、そうして貼り方に制限が付くこと自体大きなディスアドバンテージとなる。